犬の漏斗症
━━━相談内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 胸の形が異常で「漏斗症」と診断されました。 軽度のものだろうとのこと で、骨格ができる1歳時に再検査することに。 初めて聞く病名で何の知識 もなく戸惑っています。 日常的に気をつけることはありますか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━獣医師の回答━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 漏斗症は一般には、漏斗胸と呼ばれています。 漏斗胸とは先天的な異常の 一つで、本来お腹側が盛り上がって凸型となっているはずの胸が、 生まれ つき扁平になっていたり、窪んで凹型となっていたりする病気です。 漏斗 胸の程度や他の先天的な異常を併発しているかどうかによって、呼吸器系 や循環器系の症状が出てくることがあります。 具体的には、順調に成長し なかったり、運動を嫌がったり、興奮時や運動時に舌の色が青っぽくなっ たり、 頻繁に呼吸が荒くなったり咳をしたり、といった症状がみられるよ うになります。 このため、日常的には上記のような症状の有無を観察する ようにしましょう。 漏斗胸の程度が軽く、胸が扁平なくらいで、かつ、ほかの症状が無ければ、 とくに治療を必要としないことがあります。 ただ、骨格がまだまだ未熟な 子犬のうちにやっと通れる程度の狭い通路を歩かせたり、 胸部の形を矯正するような手技を加えたりといったことを獣医師の指導のもとで定期的に 行っていると改善することがあるので、 お早めに漏斗胸の重症度やその他 の異常の有無を検査されることをお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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