犬種の特徴は、血統書発行団体の規定に沿った内容です。
毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。
家庭で飼われている犬のサイズが規定より大きすぎる場合や、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。
犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の日頃から愛情持って接することで、
体調の変化などに素早く気づき、対応していただくことが何よりも重要です。
「最新犬種スタンダード図鑑」より
ダックスの外観
短脚で、体長は長いが、引き締まった体格
非常に筋肉質で、向こう気が強そうな頭部の保持と、警戒心に富んだ表情を見せる
ダックスの特徴と性格
友好的で、落ち着きがあり、辛抱強く、神経質であったり、攻撃的ではない
ダックスの頭部
細長く、鼻端に向かって先細りになるが、とがってはいない
眉のリッジははっきりしている
スカルの頂きはかなり平で、ストップはわずかにかかる程度
マズルは長く、十分に幅広く、力強い
歯の咬み合わせはシザーズバイトがピンサーズバイトより好ましい
目はオーバル(卵形)で、色は濃い赤みがかったブラウンから黒みがかったブラウンまである
ダップルの犬のウォールアイは好ましくないが許容される
耳はつけ根の位置が高く、十分な長さがあって、丸みがあり、前縁が頬に接して垂れている
ダックスの首
十分な長さで、筋肉質で、首筋はわずかにアーチを描いている
ダックスの胴体
背は堅固で、十分に筋肉が発達しており、高いキ甲の後方の胸椎から後部にかけて真っすぐか、わずかに傾斜している
胸は肋骨が非常によく発達し、胸郭は前から見るとオーバルで、
上や横から見ると広々としており、腹はわずかに巻き上がっている
ダックスの尾
つけ根の位置は高すぎず、背線の延長線上に保持されており、
尾先の1/3のぶぶんでわずかにカーブしているのは許容される
ダックスの四肢
前肢は筋骨たくましい
すっきりとした前脚は前から見て真っすぐで、肩は肩甲骨が長く傾斜し、
パスターンは横から見て棒立ちであったり、いちじるしく前方に傾斜してたりしない
前足は、きつく握られた指と、頑丈なパッドと短く丈夫な爪を持ち、隆起している
デュークローは除去されてはならない
後肢も筋骨たくましく、膝とホックジョイントのアンギュレーションはしっかりしており、後脚は2本が平行である
大腿はほどよい長さで、下腿は短く、大腿とほぼ直角をなす
リアパスターンは比較的長く、わずかに前方に曲がっている
後足は4本の趾が密接し、十分に隆起している
ダックスの歩様
グランド・カバリングに富み、流れるようでエネルギッシュ
あまり持ち上げることがない前肢は十分なスライド(歩幅)を持っている
ダックスの被毛と毛色
〈スムースヘアー〉
短く、硬く、密生し、光沢があってなめらか
毛色には3タイプがある
(A)単色=レッド、レディッシュ・イエロー、イエロー(クリーム)。それに黒毛が散在してるものといないものがある
(B)2色=濃いブラウン(チョコレート)またはブラックの地色にタンまたはイエローの斑が規定の位置にある
(C)その他の色=ダップル、ブリンドル
ダップルの基本の色は常にダーク(ブラック、レッド、またはグレー)
不規則なグレーまたはベージュの斑が望まれる
ブリンドルはレッドまたはイエロー(クリーム)で、濃い縞がある
〈ワイヤー・ヘアー〉
マズル、眉、耳朶を除いて針金状(バリバリした硬い毛質)の被毛が密生しており、マズルにははっきりとしたひげがある
毛色はほとんどが明色または暗色のイノシシ色か枯葉色およびソルトアンドペッパーで、スムースヘアーの(A)から(C)の色も有効
〈ロング・ヘアー〉
長く、なめらかで、光沢があり、のどの部分とボディの下部ではより長く、尾の下側が最も長くてフラッグテイルを形成している
毛色はスムースヘアの(A)から(C)と同じである
ダックスの原産地
ドイツ
ダックスのサイズ
胸囲
スタンダード 35センチを超える
ミニチュア(生後15ヶ月) 35センチが理想
カニンヘン(生後15ヶ月) 30センチ以下
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