犬の腎臓機能

━━━相談内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、元気がなくなり認知症かな、と思っていたら、定期健診で腎機能が 危険なほど悪化していると判明。

幸い、早急に点滴を受け元気を取り戻し ました。今後も点滴を毎日受ける予定ですが、現状維持はできませんか。

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━━━獣医師の回答━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今の状態は、慢性の腎機能障害(慢性腎不全/慢性腎臓病)に陥っている と思われます。

腎不全では、腎臓から排出されるはずの老廃物が体内に蓄 積し、

その影響から疲れやすくなったり、食欲が低下したり、吐いたりす ることがあります。

また重度な場合では、意識が混濁したり、けいれんを 起こしたりすることもあります。

慢性腎不全は、進行性の病気であるため、透析療法が一般的ではない動物 の場合、その現状維持は困難です。

ただ、適切な治療により、食欲低下や 嘔吐といった症状を改善させたり、進行を遅らせたりすることは可能です。

慢性腎不全の主な治療は、点滴や薬物療法、食事療法です。

とくに点滴は、老廃物の排泄を促進し、体内の水分量やミネラルのバラン スなどを回復させるために不可欠です。

ただ、症状がいったん落ち着いて くるようであれば、点滴は毎日ではなく1~2日おき等に変更可能なこと も。

薬物療法としては、腎組織への保護作用がある薬剤(ACE阻害剤)や制吐 剤、貧血治療剤などが症状に応じて処方されます。

食事療法としては、腎臓病用に開発された処方食が何種類かあります。

こ れらは、腎臓への負担となるようなタンパク質やリン、ナトリウムといっ たミネラルの量が調整されていたり、

腎不全の進行を抑えるような脂肪酸 比率になっていたりするため、可能であればこういった処方食を与えるこ とが勧められます。

ご自宅での看護として、日々の投薬と食事療法が重要となってきますが、

この他、水分を手軽にとれるよう複数個所に水飲みを置いたり、トイレに 自由にいけるような工夫などをしてあげるとよいでしょう。

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