子犬を迎えに行くときは・・・ |
迎えに行く日はなるべく翌日も一緒にいられるような日を選ぶようにしましょう。
車で迎えに行くときには、子犬が車酔いをして吐いたり、緊張してオシッコをしてしまうこともありますので、新聞紙や古いタオルを持っていくことをおすすめします。
移動時間が長い場合は、子犬のための飲み水も忘れずに。
犬をひきとったら、その日は寄り道せずにまっすぐ帰宅しましょう。
長時間の移動や温度の変化、暑すぎる車内や、寒すぎる車内、移動中の揺れなども子犬にとって大きな負担です。
なるべくストレスを与えないように、迎えられる前に連れて帰る方法を整理しておきましょう。
おうちにやってきたら・・・ |
子犬にとってお部屋には危険なものがたくさんあります。薬・タバコ・化粧品・お菓子などなど・・・
また、しつけができいない子犬は、何でも気になりいたずらしてしまいます。サークルを設置して危険から遠ざけてあげましょう。
サークルは閉じ込めるという場所ではなく、子犬にとって落ち着ける安全な場所にしてあげましょう。
子犬が来てすぐは家族中で大歓迎ですが、子犬は初めての環境でとても疲れています。
新しい環境に慣れるまでは体調を崩しやすいので、行動は犬まかせにして1週間ぐらいはかまいすぎに注意しましょう。
子犬が家の環境に早く慣れて落ち着けるように、小さいお子さんがいる家庭ではやさしく見守るよう言い聞かせておきましょう。
来たばかりの子犬を子供だけに渡すようなことはしないように注意してください。
子犬が来ることがきまったら・・・ |
子犬が来ることが決まったら必要なものを用意しておきましょう。
サークル、ベッド、おもちゃや食器などは最低限必要です。
《サークル、ベッド》
子犬がサークルの中で安心して生活できるようにしてあげましょう。
設置する場所は家族が集まる場所にしましょう。寂しい思いをさせると性格形成に影響がでます。
ベッドは簡単に洗濯できるものが便利です。
《食器(フードボウル)》
子犬専用の食器を用意します。重みがあって動きにくいものがいいと思います。
食事を与えるときはなるべく顔と同じ高さに食器を置いてあげたほうがよいでしょう。
ワンちゃんの食道は横向きなので、下向きでの食事は逆流状態となってしまいます。
顔の高さと同じ高さに食器をおいてあげることで頭が上がり、飲みこみがラクになります。
また、下を向きながら食事をさせると食器の中に耳が入ってしまう場合があります。
(ミニチュアピンシャーの耳はそんなに大きくないですが)
水入れはサークルにつけるタイプがよいでしょう。ガラス製やペットボトルのものがあります。
常に循環ろ過するタイプの給水器もあります。
《トイレ&シーツ》
外でさせるという方法もありますが、室内でもトイレができるようになっておいたほうがよいでしょう。
汚れたトイレシーツにはトイレをしないというワンちゃんもいますので、こまめにシーツは替えてあげましょう。
《おもちゃ》
子犬は人間の赤ちゃん以上にさまざまな事柄に興味があります。1日中誰かと遊びたがっているものです。
しかし飼い主が朝から晩まで相手をしてあげることはできません。
おもしろいおもちゃがあれば、ひとりで遊んでいます。その遊びの中から、いろいろなことを学んでいきます。
飼い主がかまってくれないことに対するストレスを軽減することもできます。
- ゴム製の噛むおもちゃ
成長期の子犬は絶えず歯がうずいています。弾力性のあるゴムは歯茎に適度な刺激を与えてくれます。
- 綱引き
この遊びを上手に利用してリーダーの地位を決めることができますので、絶対に子犬に勝たせてはいけません。
- ボール
ボール、ディスクなどを追いかける遊びは犬の本能的な遊びのひとつです。この遊びを繰り返すことによって、犬としての健全な精神が養われます。
- ガム
退屈な時間の時や、歯が抜け替わる頃には何でも噛むのでその前に与えておきましょう。ストレス解消、成長後の犬には歯石予防になります。
《首輪、リード》
首輪をつけることは、遊びながら覚えさせていきましょう。胴輪はトレーニングがきちんとできている犬におすすめです。
《ヒーター》
子犬のうちは寒さで体調を崩しやすいので、ペット用ヒーターは必需品です。
低温やけどやコードをかじるなどの事故に注意が必要です。
《グルーミンググッズ》
ブラシ、爪切り、爪やすりは最低限必要です。シャンプーやリンスは子犬用のものを用意してあげましょう。
費用はかかりますがペットショップ(トリマーさん)などにお願いする方法もあります。